コロナ禍で、一戸建てを選ぶ人が増えている?

コロナ禍で、家選びに変化が起きている

2020年、世界中で流行した新型コロナウイルスの感染拡大防止のために外出自粛が求められたり、三密(密集、密接、密閉)を避けソーシャルディスタンス(社会的距離)を守るよう提唱されたりするなど、私たちの暮らしは大いに変化しましたが、その影響は住宅選びにも及んでいます。

2020年6月にリクルート住まいカンパニーが発表した首都圏を対象にした調査によると、コロナ流行前の2019年12月調査と比較して、一戸建て派が56%から63%へと7ポイント増加し、住宅に求める条件の変化として、「仕事専用スペースがほしくなった」を挙げる人が増加傾向にあることがわかりました。

参照

株式会社リクルート住まいカンパニー「コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」:https://www.recruit-sumai.co.jp/press/upload/b0448a3a71acd93d7c1ea8e02ad4f71c.pdf

一戸建てを選ぶ人が増えている理由

なぜコロナ禍で一戸建てを選ぶ人が増えているのか、その理由を3点にしぼってご紹介します。

1. 自由に設計ができて、テレワーク環境を整えやすい

緊急事態宣言や外出自粛を受けてテレワークを導入した企業が多く、家の中に仕事環境を作る必要性が出てきました。仕事部屋を用意したり、リビングの一部を仕切ってワークスペースを作ったりする設計と工事は、一戸建ての注文建築の方がオーダーしやすいと考えられるためです。

2. エレベーターなどの共有部分がないため、隣家とのソーシャルディスタンスが取りやすい

集合住宅ではオートロックの鍵開閉や集合ポストをはじめ、物件によってはジムや会議室などさらにたくさんの共有スペースが存在します。コロナの感染リスクを減らしたい、多数の人との接触を防ぎたいと考えたときに、集合住宅よりも一戸建てを選ぶ人は多いでしょう。

3. 巣ごもりの「おうち時間」を楽しみたい

不要不急の外出はしないように心がけていても、一日中家の中にこもっていては気分も塞ぎますし、やはり外気に当たる時間は取りたいもの。一戸建てであればソーシャルディスタンスを保ちながら屋上の専用バルコニーやお庭に出て外気浴ができますし、ペットと一緒に気兼ねなくくつろぎの時間を過ごすことが可能です。室内でゲームや映画などの映像コンテンツを楽しむ際も、集合住宅に比べて騒音トラブルのリスクは少なくなります。

ウィズコロナの時代に起きるストレスを少しでも減らせる環境を求めて、これからの住宅選びには一戸建て需要が伸びることが予想されます。

家族みんなが快適に過ごせる家選びをしよう

まだまだ新型コロナウイルスの波は続き、リモートワークの流れは止まらないと予想されます。家にいる時間が増え、家族と過ごす時間が増えることは喜ばしいことではありますが、その反面、限られた空間に一日中誰かと共にいることがストレスの原因にもなってきています。家での過ごし方を見直す機会にもなったこの時期に、より快適に過ごせる家選択をしてみてはいかがでしょうか。

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本社(総合戦略本部)

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