木造住宅のシロアリ対策 被害を防ぐために押さえておきたい3つのポイントとは?

木造住宅を建てる際、「シロアリ被害が心配…」という方もいるのではないでしょうか?住宅にシロアリが発生してしまうと、柱や壁などの木材が食害によってボロボロになり、雨漏りや地震時の倒壊の危険につながることも…。怖いですよね。

そうした被害を防ぐために、シロアリが住みつかない家にするためのポイントや、万が一被害にあった際の対処法について紹介しましょう。

木造住宅はシロアリ被害に遭いやすい?

日本に生息するシロアリの中で、建築物に危害を与える主な種類は「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」です。まずは、この2種類の特徴と、住宅にもたらす被害について見ていきましょう。

●シロアリの発生地域と特徴

ヤマトシロアリとイエシロアリには、いずれも温暖な気候を好みます。より生息範囲が広いのはヤマトシロアリで、北海道北部を除く日本全域で確認されています。

一方、イエシロアリの発生地域は西日本の海岸線に沿った温暖な地域がメイン。しかし、近年は猛暑や温暖化の影響で生息範囲が北側に広がりつつあります。

ヤマトシロアリもイエシロアリも木材を喰べるという点は同じですが、より行動力や木材の破壊力が強く、凶悪なのはイエシロアリといわれています。

一般的には、木造住宅に危害を与えるシロアリですが、実は鉄筋コンクリート造の住宅もその例外ではありません。とはいえ主食は木なので、木造住宅の方がより被害に遭う確率は高いです。

建物の柱をシロアリに喰われると、建物を支えている柱が脆くなり、地震が起きた際に倒壊の危険性が高まります。そのため、シロアリの生息エリアで木造住宅を建造する場合には、シロアリ被害を防ぐ対策を行うことが大切なのです。

シロアリが好む環境は? どこからやってくる?

湿った環境を好むシロアリ。普段は地中や倒木などに潜んでいて、湿った木材が大好物です。その侵入経路の8割は、床下の地面からといわれ、玄関や風呂場など、湿気の溜まりやすい場所の床下の木材から侵入してくるケースが多いです。

エサとなる木を見つけたシロアリは、その存在をフェロモンで仲間に知らせることができるので、あっという間に数百匹の大群が押し寄せます。

木造住宅のシロアリ被害を防ぐ三箇条

それでは、シロアリの被害を防ぐためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?当社が考える“シロアリ被害を防ぐ三箇条”をご紹介しましょう。

  1. シロアリを家に「入れない」

シロアリが建物内に少しでも入るとあっという間に大群になってしまうので、なによりシロアリの侵入を防ぐことが重要です。そこで当社ではシロアリが床下に入りにくい「気密基礎」を標準装備。基礎と土台の間に隙間がなく、床下の通気口もありません。

2.シロアリが「住めない」環境にする

1の対策をしていてもシロアリが入ってしまった場合に備えて、侵入したシロアリが住み着けない環境にしておくことも大切です。湿気を好むシロアリは、乾燥した場所が大のニガテ。そのため、床下を乾燥した状態に保つことがシロアリの予防に効果的です。

当社では「気密基礎」に「エコアイ換気」という換気設備を導入。床下を乾燥した状態に保つことで、シロアリの“住み着き”を防ぐことができます。

3.シロアリが「食べられない」建材を使う

さらに、シロアリに食べられにくい木材を使用するのもシロアリ予防に有効です。例えば、ホワイトウッドよりもヒノキの方が、シロアリ被害に遭いにくい特徴があります。

また、一般的な合板と比べて10倍も湿気を逃しやすい耐震パネル「シロアリガードマン」は高い防腐・防蟻性能で、シロアリにパネルをほとんど食べられることなく、カビの発生まで防ぐことができます。

もしもシロアリ被害に遭ってしまったら…?

それでも万が一、シロアリの被害に遭ってしまったら、建設を担当した工務店に相談するのがおすすめです。きっと信頼できるシロアリ駆除業者を紹介してくれますよ。

先述したとおり、木造建築の方がシロアリ被害に遭いやすいものの、他の工法でも被害に遭う可能性はあります。当社は木造建築がメインではない沖縄にも会員店があり、シロアリ対策の実績があります。シロアリ被害にあった時は、ぜひご相談くださいね。

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