【失敗しない上棟式】ご祝儀や引き出物の準備は?雨天時の対応や、式をしないケースについても解説!

一般的に家づくりの途中では、工事の安全を祈願して「上棟(じょうとう)式」と呼ばれる伝統的な儀式が行われます。しかし、初めての方がほとんどなので「何を準備したらいいの?」「雨が降ったらどうなるの?」など、戸惑うことも多いようです。また「そもそも必要なのか?」という声もよく耳にします。
そこで今回は、上棟式はどういうものなのか、その目的や内容をはじめ、よくある疑問についてもお答えしましょう!

上棟式とは?何のためにするもの?

木造住宅の場合、梁や柱などの基本構造が完成した後、屋根の上部にあたる棟木(むなぎ)を取り付けます。これで建物の骨組みが完成となることから、この工程を節目として、ここまでの工事が無事に終わったことへの感謝と、今後の安全を祈願して上棟式を行います。

棟(むね)上げ、建前(たてまえ)、建方(たてかた)など、日本各地で呼び方は違います。また、工法によって実施するタイミングは上記の通りではありません。

地域によって内容もさまざま

上棟式は先述した通り、地方によって呼び方が違いますが、内容もそれぞれの特色があります。一般的には下記の流れで行われることが多いです。

  1. 棟梁が棟札を棟木に供える
  2. 祭壇に御幣などを飾る
  3. 施主と棟梁が建物の四方に洗米、お塩、お神酒をまいて清める
  4. 地方によっては餠まきなどを行う
  5. 施主のあいさつ、乾杯
  6. 棟梁や工事関係者の紹介(棟梁にあいさつをお願いする場合もある)
  7. 施主から工事関係者へ、ご祝儀や引き出物を進呈
  8. お開き

地域によって、祭壇を屋上に設けて、そこで祭事を行うところがあれば、祭壇は屋上で祭事は地上で行うところ、近所の人を招いて餅を投げるところなど、さまざまな風習が残っているようです。

上棟式を行う場合に必要になるもの

上棟式を行う場合の一般的な準備物は下記の通り。ホームセンターなどでは、必要なものがまとめられた「上棟セット」が販売されていますよ。

・棟札

棟札(むなふだ)は、施主や上棟日、施工業者などを記した木の札で、家の構造の最も高い場所に打ち付けられます。

・御幣

御幣は、金、銀、白などの紙垂(しで)を、幣串(へいぐし)にはさんだもので、神事でよく使われます。上棟に使われる御幣は、シンプルなものから装飾があるものまで、地方によってさまざま。工事の安全や家庭の繁栄を願って供えられます。

・洗米、お塩、お神酒

「上棟の儀」を行う際に、建物の四方に洗米やお塩、お神酒をまいて清めます。

・ご祝儀

上棟式の終盤に、施主から工事関係者へご祝儀を渡すのが恒例となっています。

・引出物

上棟式に参加していただいた人に、お礼の気持ちを込めて渡すのが引出物です。折詰や紅白饅頭、お酒、菓子折りなどがよく使われます。

・食事

乾杯用の飲み物や、簡単な食事を用意する場合もあります。

・餅またはお菓子や小銭など

餅まきをする際には、餅やお菓子などを用意します。

上棟式のよくある質問

Q.上棟式は絶対に必要ですか?

答えはNo。絶対に必要、というわけではありません。
実際、最近は「費用を抑えたい」「忙しくて時間を作れない」といった理由で、上棟式をしなかったり、簡単に済ませたりするケースも増えています。
とはいえ、上棟式は昔から職人さんをねぎらう場でもあったことから、しない場合は工事関係者と良好な関係を築く工夫が必要かもしれません。積極的にコミュニケーションをとるようにしたり、差し入れをしたりするのもおすすめですよ。

Q.雨が降ったら中止になりますか?

この日本の気候で雨に一切さらされずに家を建てることはできませんよね。
上棟の際は、まだ屋根ができあがっていないので、天気が気がかりですよね。「特別な儀式が雨で台無しになってしまう…」と心配される方もいますが、実は上棟式の雨は、昔から「福が降り込む」や「幸せが降り込む」、さらには「永遠の火消し」とも言われ、縁起がいいものとされてきました。雨だからといって気を落とす必要はまったくないんですよ
また、木材が雨で濡れることを気にする人もいますが、住宅用にしっかり乾燥させた木材は、多少濡れてもまったく問題ありませんのでご安心ください。長期間あまざらしにならない限り問題ないと思っていて大丈夫です。
ちなみにイシンホームでは、上棟日に屋根まで葺く工程をとっています。上棟が終わってからすぐに木材にはや防水シートで囲って雨が直接、構造体の部分にかからないように工事の手順が組まれています。だから安心ですね。
しかし、大雨が予想される日は作業が遅れがちになりますので上棟日を変更することもあります。

Q.どんな服装で参加したらよいでしょうか?

工事関係者は、作業着のまま参加するのが通例ですので、施主を中心とする家族のみなさんは平服で問題ありません。現場は足元が悪いので、履き慣れた靴や動きやすい服装がおすすめですよ。

上棟式は、省略する人がいる一方で「めったにない機会なのでやっておきたい」「家族で楽しみたい」と実施する人もたくさんいます。そのような大切な日を、天候に左右されず安心して迎えてほしいので、イシンホームでは上棟日までに屋根を完成させています。これは、他にはないイシンホームだけの取り組み。
家づくりのすべての工程を安心して進められるよう、付随する不安や疑問もしっかりサポートしますので、気になることはお気軽にご相談ください!

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