苦手な家事から考える家づくり

皆さん、家事は好きですか?

「好きだけど時間がなくて・・・」「苦手だし面倒・・・」など、いろいろな意見があると思います。でも、毎日やる必要があるということは、みんな同じ。どうせやるなら、効率的でラクになればうれしい。そう思っている方も多いのではないでしょうか。

ロボット掃除機や乾燥機付き洗濯機、食洗器に調理家電。便利なグッズを最大限に活用するという解決方法もありますが、そもそもランドリールームなど水まわりの家事動線が悪い、なんていうお悩みがあったりしませんか。

家を建てた後ではなかなか難しいですが、これから家を建てるなら、大丈夫!動線を意識した設計にすれば、面倒な作業がグンと楽になることも・・・。ファミリーに人気の施工プランは家事動線に配慮された提案がほとんどですが、さらに今回の記事を参考にして、快適な住まいづくりを目指しましょう。今暮らしている家でも活用できるアドバイスや事例もありますので、新築予定ではない方も、よかったら読んでみてください。

まず、世間の人たちは、どんな家事を苦手としているのでしょうか。

●嫌いな家事ランキングTOP10(女性)

  1. 片づけ・整理整とんする
  2. トイレそうじをする
  3. お風呂そうじをする
  4. アイロンがけをする
  5. ご飯をつくる
  6. ふきそうじをする(床・窓など)
  7. お皿洗いをする
  8. 裁縫をする(ボタンの付け替え、ぬいものなど)
  9. キッチンのそうじをする
  10. 洗たく物・衣類をしまう

出典:マイナビニュース
男性が嫌いな家事1位「トイレ掃除」、女性は? 好きな家事も発表

男性も女性と順位は異なれど、ラインアップはだいたい同じ。苦手なことって、結構みんな同じなのかもしれませんね。好き嫌いの個人差はあると思いますが、夫婦で好きなものが違っていれば、気持ちよく協力できるかもしれません。

では、苦手な家事を新築時に解決するポイントと理由を合わせてみていきましょう。

  1. 水まわりの動線をまとめる
  2. 掃除を楽にする
  3. 片付けを楽にする

※ご紹介している設備等については、イシンホームで取り扱いしているものになります。すべてのハウスメーカー様等で関連商品の取り扱いがあるとは限りませんので、ご注意ください。

1.水まわりの動線をまとめる

家事、掃除をする場所といえば、ほとんどが水まわり。キッチン、ランドリールーム、洗面、浴室が近くに集まっているだけでも時短になります。さらにランドリールームだけで、洗濯して干す、アイロンがけ、収納までが完結するとしたら、とても効率が良くなると思いませんか。

洗濯機からベランダやバルコニー、サンルームに運んで干し、乾いたら取り込んで、畳んで、各部屋に持っていって・・・という一連の流れで考えると、移動が減る分、作業時間が短くなります。特に階段があり、1階と2階を行き来しないといけない場合を考えると、同じ階で一か所にまとまっていれば、本当にラクになります。洗濯中に料理したり、お風呂を掃除したりと並行して作業をすることもよくあると思いますが、手間と無駄が省ける最適な配置を考えると良いでしょう。

2.掃除を楽にする

掃除の負担を軽くするには、「掃除の回数を減らす」ことが重要です。
新築だからこそ、建築資材や設備を選ぶことができます。予算に限りはありますが、少しでも汚れにくいものや高機能の素材を選びましょう。たとえば今の家は24時間換気を使用していることが多いですが、もし熱交換がついていない換気設備だと夏は暑く冬は寒いため、結局使用されないことも。その結果、網戸を通して換気した場合、外気に含まれるホコリや花粉が、そのままフロアに入ってきてしまいます。
高性能の集合型熱交換換気の場合は冬も暖かく、フィルターも密なので花粉やPM2.5、黄砂などを除去した新鮮な空気だけが入ってきます。フィルターの掃除も一か所で済み、室内にもホコリがほとんど入ってこないので、掃除がしやすく、アレルギー対策も可能になります。抗菌フローリングを選べば、ウイルス対策にもなりますね。テレワークなどで家で長時間過ごすことも増えてきていますし、家族が集まるリビングは特に、空気や空間のキレイさを重視したいです。

キッチンでも、主流になってきたIHクッキングヒーターやフィルターのないレンジフード、換気扇など、掃除がしやすい商品を選べば安心です。高性能で便利なものも多いので、安全性を重視して納得のいくものを選びましょう。
そして、一戸建ては室内だけではなく、庭などの屋外も草取りや掃除が必要になります。自然の植物ですから、放っておくと大惨事に・・・。広い坪数の家だとさらに億劫にもなりますよね。もし草むしり不要の特殊シート(空気・水は通す)をあらかじめ設置しておけば、雑草が生えにくい上、外まわりのお手入れが楽になります。便利なものは最大限活用したいですね。

3.片付けを楽にする

「片付け」と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか。「収納場所にしまう」のは正解です。でも改めて考えてみると、収納が少ない、服をたたむのが面倒など、いろいろと細かい問題が出てきませんか。
まず大前提として、収納スペースは必要です。ただ、多くあればいいとも限りません。服を脱ぎ着する状況を考え、収納方法を工夫することで、使いやすさがアップします。
たとえば玄関のシューズクローゼット。コートなどの上着は、各部屋のクローゼットよりも玄関に隣接している方がスムーズです。帰宅後すぐに上着を脱ぐことで、花粉やウイルスを室内に持ち込みにくいというメリットも。それぞれの部屋では、ウォークインクローゼットなどの「かける」収納と引き出しなどを併用すれば、たたむものを減らせます。そもそも、子どもの肌着などよく使うものは、畳まずに専用のかごにいれておく、などでも十分です。

何かとモノが増えがちなダイニングキッチンでは、カップボードが大容量だと使い勝手が良くなります。収納棚が少ないと、つい置きっぱなしになったりして掃除も負担に・・・。食洗器は「なくてもいいかも」と思いがちですが、洗い物に使っていた時間を別のことに使えるのはとてもうれしいし、洗剤による手荒れがなくなったなんていうメリットも。
あとから自由が利かない、変えにくい部分は特に、最初にしっかりと考えておきたいですね。

以上、新築時にできる実例アイデアをまとめてみましたが、それでも家事は大変なことも多いです。完璧にやろうと思わずに適度に手を抜いたり、家族で役割分担できればいいですよね。家事は生活に必要で、大切なこと。日頃から家庭内で協力しあう習慣をつくっておくのがおすすめです。

同じカテゴリの最新記事

家事動線が良い間取りとは? 設計時のポイントを、実例を踏まえて紹介!

家事がしやすい動線

新築で後悔しないポイントとは?

家事がしやすい動線